房総半島を巡る旅
5/3~5/4の間に房総半島を一周してきた。
本当はキャンプに行きたいと思っていたんだけどギリギリまで悩んでいた結果、全く予約を取れない状況になってしまい断念。
何をしようかなー何が出来るかなーと考えた結果、無計画に旅をすることに決めた。
旅行をする時って大体は段取りを決めると思うんだよね。
最低でも泊まる所は決めると思う。
それから移動手段だったり観光名所だったり食べ物だったり。
今回の旅は一切決めないで出発した。
普段の生活の中において、目標を定めたり計画を立ててその通りに実践する事があまりに多く、ムカついてきたのでぶらりと旅に出ようと決心した。
とは言え何も定めないのも無理なので、房総半島を一周することを目的にして食事は海鮮丼食べたいなーってくらいは決めておいた。
ルートとしては幕張や千葉市を通りつつ、海沿いをひたすらに走り続けて可能ならば銚子まで行きたいと考えていた。
とりあえずは車で都内を出発。
どうせ千葉方面に行くならと、ディズニーの混雑を後目にかけてやろうと判断したのがそもそもの失敗だった。
朝の9時頃に都内を出発したのに13時頃まで浦安付近を脱出出来ず。
もしかして今日だけで木更津はおろか千葉市が限界なのか…と不安になるも、幕張を越えた辺りから快調に進むことが出来た。
とりあえず木更津まで行ってその日をどうするか考えようと思い、車を飛ばして15時頃に木更津へ到着。
さてどこらへんに泊まりますかと考える。
せめて1日で房総半島の半分くらいは行きたいよなと考えて館山まで向かうことに。
幸いなことに宿もすんなり予約出来て館山までたどり着く。
今回の旅は移動がメインなので写真を撮る機会が少ない事に気付いて慌ててカメラを起動する。
全然意識してなかったけど館山は西向きの海だったので、海に日が沈んでいくのを初めて見た気がする。
しかも物凄くラッキーな事に月も同じ向きで沈んでいくタイミングだった。
直感で選んで入ったお店もなかなかナイスだった。
ちなみに向こうに見えるグラスは1杯目の空きグラス。
2杯目を頼んだ時に料理を撮影していない事を思い出す始末。
初日はほろ酔いになり終了。
次の日はどこ行くかなーと考え、とりあえず房総半島の最西端に向かう。
ここで驚いたのはこの位置から三浦半島が見えるということ。
地図だけで感じる距離感と違うんだな。
で、ここからはひたすらに車を走らせることになる。
どこかで美味しそうな海鮮丼屋があれば良いなーと考えながら走ったものの、なかなか判断が付かずに気付くと鴨川すら大きく超えて九十九里辺りまできてしまった。
そんな訳で昼食。
ついでに九十九里浜も堪能する。
九十九里浜とは良く言ったもので、ずっと砂浜が続いている。
そう言えば語源は何だろうかと調べてへぇ~と思うこともあったり。
今回の旅に出る前のイメージとしてずっと道の右側に海がある道を走るんだろうなと思ってたんだけど、実際にそんな道は体感として全体の3割位しか無かった気がするな。この九十九里浜沿いを走った時が一番イメージに近かった。
また、東京湾側と太平洋側では海岸線も随分違う事と、その違いに応じて釣り人とサーファーの分布もあるなと感じる事が出来た。
こういうのは実際に現地に行って肌で感じてみるのが面白い。
学生の頃の修学旅行をもっと真面目に行ってれば良かった。
てな訳で海岸線やその一本内側の道を爆走しながら目的地付近に到達。
実際には最東部より手前なんだけど九十九里浜を一望出来る場所へ。
冬場に来ればもっと遠くまで見えるんだろうなと考えるとまた来たいと思う場所だったな。
そして最東部である犬吠埼へ向かうのでは無く、そこを撮影する事で今回の旅は終了。
ここまでほとんど一般道だったので高速をぶっ飛ばして帰りました。
無計画だったのでどうなる事かと思ったけど、無事にこなす事が出来て良かった。
ほとんど車のナビすら使わなかったのでその場その場の判断する事も楽しめたな。
決まり通りに行動するのも安心は出来るけれど、こういったハラハラ感があるのも良いもんだなと感じたな。
また無計画に出掛けようっと。