今、ここ
最近は文章をいくら読んでも目が滑ってしまい、文章を見てはいるんだけども頭には入っていないと言う現象に悩んでいた。
読んでいる本はビジネスに関する書籍が多い。
毎月2回発刊される雑誌と、それとは別でKindleで購入した書籍。
大体内容として多いのは、生産性を高めるにはこれをしろ!とか、大富豪に学ぶ守るべき○個のルール!とか、相手に伝える為にはこれを意識しなさい!とか。
他に読むのはマインドフルネス系の書籍。
未来や過去には捉われず、今に集中しなさい、とか。
それらの本も確かに勉強にはなるし、全く身に付けていない訳では無いだろうと思う。
しかし最近はそれらの本を読んでも頭に入ってこなかったのだ。
と言うのも仕事に関連する本ばかりだったので、文章を読んでいると仕事の事を思い出してしまい、意識がそちらへ向かい本の内容が頭に入ってこなかったのである。
この状態に少し悩んでいたのだが昨日から改善することが出来た。
少し毛並みの違う本を読み始めたのだ。
それはこちら。
小説である。
元々はこの小説を原作にしているバガボンドと言う漫画を読んでいたのだが、漫画は進行が滞ってしまい読み進める事が出来ない。
先が気になるので原作を読んでしまえとKindle Unlimitedに加入して読み始めたのだ。
正直に言うと小説に触れる機会ってあまり無くて、どちらかと言うと避けていた。
どの本に手を出せば良いのか迷うし、生活に役立つと思っていなかったからだ。
でも今回小説に手を出したのは正解だったかもしれない。
ビジネス書籍では書いてある文章から自分の仕事などに意識を向けるという、いわば余裕があったのに対して小説は文章に集中して風景をイメージしなければいけない。
小説を読むのが不慣れな分、気持ちに余裕が無いので文章に没頭することが出来るのだ。
今までビジネス書やマインドフルネス系の書籍で書かれてた、今、ここに集中することを小説で得られるとは思っていなかった。
元々漫画を読んでいるので登場人物や風景のイメージをしやすいのも幸運である。
しばらくはこの小説を読むことに時間を使っていけそうだ。
でもね。
年末にAmazonのセールで購入した本はそのままだし
勢いで購入したゲームもやりたいし
ギターのレコーディングしないといけない曲もあるんだよね。
まあ何とかなるだろ。