2020年現在、道を走る多くの車はガソリンを燃料にして走っている。
ハイブリット自動車や電気自動車も増えてきていて2030年代にはガソリン車の販売は禁止すると国は発表している。
これから更に電気を燃料にした車は増え、排気ガスの無いクリーンな世の中になっていくだろう。
これからの未来は明るいな。チャンチャン。
今回書きたいのはこんなことじゃ無い。
ほとんど誰しもが自動車は燃料を使って動いていることを理解出来るはずだ。
では人間は何を燃料にして動くのだろうか。
俺は気持ちを燃料にして動くものだと思っている。
もちろん食事等で必要な栄養を摂取しないといけないんだけども。
ここで書いておきたいのは
例えば人が人へ対して何かやってあげたいと想う気持ち等の自分の内側から出てくるやる気のような物だと認識して欲しい。
人は気持ちで動く。
これをあまり理解していない人が多い気がする。
例えば上司から仕事を振られた時に
「これ明日までにやっとけ!」と言われるのと
「忙しい所申し訳ない、明日までにこの資料が必要なんだ。深い知識を持っている君の力が必要なんだ」と言われるの
果たしてどちらの方が「良し、任されたからやってみよう!」と思うだろうか。
結果は同じだとしても人は気持ち次第でモチベーションは変わるものである。
それさえ分かっていれば相手にどう伝えるのか?を意識した言動になっていくと思う。
自分は気持ちで動くと意識した経験が一つある。
小学生の頃の休日に家にいた時、親が過去にお世話になった人が遊びに来ていた。
その人はタバコが切れたので俺を呼び出し開口一番
「小遣いやるからタバコ買ってこい」と言ってきたのだ。(ちなみに当時は未成年がタバコを買う事の規制が緩く誰でも自販機で買えた)
これにイラッときた俺はタバコを買いに行かなかった。
普段から親のタバコを買わされることはあったのでタバコを買う事自体に抵抗があったわけでは無い。
ただ単純に、お金やるから命令を聞け、と感じ取れたのだ。
こういった経験は意外と覚えていて反面教師にしてる節がある。
現在は誰かと接している場面では相手から見てどう感じるか、どう捉えるかを相当意識して言葉を選んでいるつもりである。
本当に得たい結果を得るために、相手にどんな燃料を入れるのかを考えるのだ。
それさえ出来れば大体の人とは良好なコミュニケーションは取れるはずである。
でもたまに燃料を入れ間違えて偉い剣幕で怒り出す人がいるからまだまだ甘いな、精進しないとなと思う時もあるけど。
それも含めて人は気持ちで動くと思っている。