先日土手に行く機会があったので散歩してみた。
土手は上の道を歩くのが好き。何故なら遠くまで見渡せるので開放的な気持ちになれるし、この時期は遠くの山まで見ることが出来る。
散歩をしながらいろいろ考え事をしてみたり、逆に考えていないようになってみたりして良い気分転換になった。
この開放的な気持ちって土手の下の道では味わえないよな、と思って今まであまり歩いたこと無かったんだけどモノは試しかと思ってその日は下の道を歩いてみた。
下の道は下の道で違う良さがあることを発見した。
見上げた時にビルなどの人工物が目に入らなくなりやすいので空しか見えず、上の道とはまた違う開放感が得られる事。
緑の匂いをより強く嗅ぐことが出来ること。
この2つを感じるだけで一気にキャンプに来たかのような感覚になることを知る。
歩いていても時間が止まったような感覚になり、最高にリラックスをすることが出来た。
何事もやってみないと分からない。
下の道から階段を登った時に見えた、斜面に生えてる緑と青空とのコントラストは遠近感も無くなり、今ここはどこなのか分からなくなる非日常感も感じることが出来た。
ただ頭の中だけで考えていても、あーだこーだと余計な思考が生まれてきてしまってそこで得られる体験には辿り着くことは出来ない。
この感覚を得られた事はここ最近の中でもかなり良い気付きだった。
大人になるにつれてどんどん頭でっかちになっていってしまい、今までの自分の経験則のみで思考をするようになってしまう。
それらは単なる思い込みだよなと感じた瞬間だった。
これからも何か新しい事をしてワクワクする事を増やしていけると良い。
まずはやってみよう。