桃太郎電鉄

桃鉄の最新作がNintendo Switchで販売された。

 

Switchは持っていないんだけどとりあえずソフトを購入。Switchを持っている友人と出来ればそれで良いやってことで。

(ちなみにPS4のゲームソフトもハードを買わずに4年くらい温めてたこともある)

 

という訳でこの一週間の間に二回ほどプレイをした。

グラフィックが変わった事に少々の抵抗はあったが実際に動かしてみると根本的なシステムに変更があった訳では無いからすんなりと楽しめた。

 

学生時代と比べると考え方が大人になったなと思いながらプレイしていた。

 

桃太郎電鉄を知らない人にざっくりとどんなゲームなのかを説明すると

 

日本を舞台にすごろくのように目的地を決めてサイコロを振りながら進みつつ、その地域の物件を購入して資産を増やしていくゲーム。

目的地に到着するとお祝い金を受け取れて、そのお金を元に物件を購入していく。そしてまた目的地を決めてそこを目指して行くのが基本。

誰かが目的地に着いた時に目的地から一番遠い場所にいたプレイヤーには貧乏神というマイナスキャラが着いてしまう。

 

ざっくり言うとこんなゲーム。

ここから更に貧乏神をなすりつけたり有利なカードを使ったりして順位を争う。

 

学生の頃と言うか子供の頃と明らかな違いとしては

将来的にどんなメリットがあるのか?

を考えてプレイするようになっていた。

 

ゲームの性質上目的地に向けてどんどん進んでいくほうが良いんだけども

あえて遠回りすることで有利になることもある。

そして物件を購入する時にもどんなメリットがあるのかを考える。

 

例えばおまんじゅう屋さんを購入するとして、購入額に対してどれだけの利益を生むのか?と言うのが画面に表示される。

よくよく見るとその隣にあるおせんべい屋さんは購入額は同じなのに利益率が高かったりするのだ。

子供の頃は購入出来る時にありったけ購入をしていたけれど、今プレイするとどれだけの利益を生むかどうか?を考えて購入をしていた。

 

成長したと言うか擦れてしまったというか。

 

購入できる物件には果物畑とか水田とか農林物件もある。

これがまた特殊な物件だったりする。

 

物件を購入して資産を高めていくゲームなんだけどたまに大赤字になってしまうこともあり、その場合には物件を売却しないといけなくなる。

しかし農林物件はゲームのルール上自分から売却することは出来ないのだ。

しかも運が良いと国が高額で買い取らせて欲しいというイベントも起こったりする。

 

友人達とプレイをしながら農林物件を見かける度に

「やっぱり日本は農業なんだよ」

とつぶやくのが癖になってしまった。

 

こんな事を繰り返していくゲームで久しぶりに時間を忘れて楽しんだ。

友人達と過ごすその時間が幸せだと感じたからゲームの勝ち負けにはあまりこだわらなくなったのは成長かもしれない。

 

でも調子に乗ってお酒を飲みすぎて次の日に若干の頭痛を感じたりもするからやっぱり成長していないのかもしれない。